まひる(偏差値50前後)の中学受験記録

娘まひるの中学受験記です。(小3早稲アカ→小5秋に明光義塾)

まひるがウソをつくように

親からも早稲アカからも追い込まれたまひるさん。

ウソをつくようになります。

逃げ道もなかったんでしょう。

 

可愛いウソだと、明らかに顔に寝てた跡があるのに、寝てないよ、とか、

宿題やってないのに、やったよ、とか。

 

やっとところ見せて、と言うと、あっ、やってなかった、これからだった、と言い訳。

 

そんな可愛いウソも積もると鬼コーチパパの逆鱗に触れ、そんなときに事件が発生します。

 

当時は親が丸付けをしていました。

まひるがやった問題のノートを見ながら丸付けしてたところ、全問正解。

良くできるようになったと心から嬉しく思いました。

 

しかし、今回の宿題は第23回の問題。

ノートにも第23回とまひる自身が書いています。

 

私パパは解答を見て丸付けしてましたが、見ていた解答は第24回。

!?!?

 

ノートのタイトルは第23回。

解答は第24回。

そして全問正解。

 

まぁひるぅぅーー!!オラァァァ!!!

 

問い詰めたところ、ゲロしました。

分からないのでついやってしまったとのこと。

怒りが収まらない私は、鬼コーチから鬼となり、娘を裸足のまま、マンションの廊下に放り出しました。

まひるも謝り、泣きわめいて、抵抗しましたが、しばらく廊下で反省させ、もう一度話し合いというか、言い聞かせ。

 

なんで中学受験するのか、嫌だったら辞めて良い、将来やりたいことは何か、などなど。

 

 

そんなこともあり、丸付けは基本的には親。

解答もまひるには渡さない、という運用になりました。

 

そして、ますます窮屈になったまひるは学校でのお友達との関係も悪くっていきます。

 

早稲アカに通いだしてからの人間関係

まひるは塾に通いだしてから、性格がきつくなりました。

 

勉強する時間が長くなり、出来ないとパパに怒られる。

頑張ってるんだけど、結果は出ず、イッパイッパイ。

小4から既に、追い込まれていました。

 

そこで、はけ口となったのが弟はるおでした。

はるおは、まひるとは違い、どちらかというと算数のほうが得意で、要領の良いタイプ。

まひるとしては、そんなはるおにも嫉妬し、何かを言われるとキーッとなってました。

 

 

また小学校での学校生活でも変化が。

 

まひるの元々の性格として、勝ち気で前に出たがり。

そして、自分の非を咎められることを極端に嫌う性格でした。

 

早稲アカに入った時も、恐らく自分は勉強できる、授業もテストも楽勝と思っていたと思います。

フタを開けてみたら、追い込まれている現実に向き合えなかったのでしょう。

 

勉強のストレスから、学校のお友達との人間関係も悪くなり、避けられているようでした。

それがまた精神的に不安定になり、勉強に集中できず、パパに怒られ、の悪循環でした。

 

鬼コーチパパ

早稲アカの軌道にうまく乗れない娘まひるを見て、私パパが動きます。

 

主に算数ですが、パパ授業や問題の丸付け、間違い指導など、全面的に前のめりになります。

 

もちろん熱い指導です。

心のBGMはスクールウォーズのテーマでした。世代は違いますが。

 

熱くなればなるほど、声が大きくなり、時には怒鳴りました。

まひるも頑張ってついていこうとし、一生懸命聞き、理解しようとしますが、天性のものと、問題レベルの高さから、うまくこなせません。

それを見た私パパは更に声が多くなり、言ってはいけない発言も。

 

早稲アカの授業でやったんでしょ!?

この前も説明したよ!?

なんで分からないの!?

やる気ないの!?

バカじゃないの!?

 

とか。暴言通り越して、パワハラですね。

 

中学受験で成功する。

良い大学に入り、人生の選択肢を広げる。

そのために、今の試練に立ち向かう。

出来ていないなら、やらせねば!

という、親の気持ちはつゆしれず、まひるの性格は歪んでいきます。

ついに4科目を受講することに

算数国語だけで既にイッパイッパイでしたが、早稲アカのススメで理社も受講することになりました。

 

元々小4の9月には理社も追加する予定でしたが、算国がおぼつかなかったため、12月に理社追加です。

 

結果は当然ながら、てんやわんや∞。

さらには5年生になると理社のボリュームも増え、到底太刀打ちできるものではなくなりました。

 

まひるも笑顔が消え、あちこちで綻びが出てきます。

 

 

小4の早稲アカ国語

まひるは、昔から本は好きな方でした。

それでも国語は何とかついていけてました。

早稲アカの真ん中のクラスでしたが。

 

早稲アカの国語は、週ごとに問題文がいくつかあり、実践形式で解いていくもの。

付随して知識系が毎週ついてきます。

 

文章は物語文や説明文など様々でした。

知識系は総じて難しく、分からないから進まず、宿題が終わらないの繰り返しでした。

小4の早稲アカ算数

前にも書きましたが、難易度は高いし、分かっていたけど難易度は高いし、早速ついていくのに精一杯。

 

週に2日は早稲アカに通い、お友達と遊ぶ時間もなくなり、塾がない日も放課後は家で勉強することが多くなりました。

 

私も仕事が終われば算数を教えていました。

4週ごとに組分けテストがあるので、それを目指してカリキュラムを組んでやってました。

 

月曜 早稲アカ算数授業

火曜 家で算数のパパ授業

水曜 算数宿題

木曜 早稲アカ国語授業

金曜 算数と国語の宿題

土曜 算数と国語の宿題

日曜 算数と国語の宿題か組分けテスト

 

と、こんな感じ。

 

色々とツッコミどころが多いのですが、

まひるは、月曜に授業を受けたのに、火曜には忘れています。

忘れているというか、授業でインプット出来ていない様子。

宿題の簡単なところも自分一人ではできません。

なので、火曜日に再び同じところをパパ授業です。

 

そもそもですが、予習シリーズのテキスト部分も最初の例題2-3問は基礎の基礎ですが、その後は応用に入ります。

 

基礎の基礎を繰り返しやって、下地を作るなんてことはありません。

 

算数の勘が良い子は、基本はササッとこなして直ぐに応用に行けるんでしょうが、まひるはそんな訳もなく、いきなり躓きます。。

 

そんな状況に私パパは納得できず、鬼コーチと化します。

早稲アカの組分けテスト

4週ごとに組分けテスト実施されます。

テスト会場はいつもの校舎ではなく、外部の学校です。

親が連れ添って電車に乗って行きます。

さながら中学受験本番のようです。

 

組分けテストの問題は、統一問題で、クラスによって難易度が変わるものではありません。

 

難関中を目指す子たちにとって8割正解できるとしても、まひるにとっては半分も取れないレベルでした。

 

できないことを再確認するようなテストで、結果によってクラスが下がることももちろんあります。

まひるクラスの子にとっては、自分の立ち位置を改めて思い知らされる、嫌なテストだったと思います。

早稲アカのテキスト


テキストは予習シリーズという、四谷大塚のテキスト。

副教材として、算数は計算と問題集、国語は漢字と言葉という知識系と問題集です。

 

算数の予習シリーズの構成としては、いわゆるテキストとしての例題→類題があり、基本問題、練習問題とステップアップしていきます。

最後に復習問題として前の単元の復習も兼ねた問題があります。

 

毎回1単元進み、授業ではテキストで例題〜基本問題をやり、終わらなかったところから宿題に。

クラスによって練習問題をやらなかったりします。

 

難易度は、基本問題は基本と言いつつ普通に難しい。練習問題は難関中学を目指す子向け。

 

もちろん、まひるはついていけるはずもなく、宿題も終わらないこともしばしば。

聞くと周りの子も同じような状況のようでした。

 

早稲アカに入塾してから

小3の2月に入塾しましたが、受験塾は既に新学期。

つまり、小4からの通塾となりました。

小4の1年間は算数と国語だけ。

早稲アカには小4の9月までには理社も取るようにしてくださいとのこと。

 

まずは宿題量も多いと噂の早稲アカに慣れるため、算数、国語のみにしました。

クラスは全部で3クラスあり、算数国語で別々にクラス分け。まひるは真ん中でした。

 

仕組みとしては4週ごとに組分けテストがあり、良い点の子はクラスが上がり、悪ければ下がります。

塾選び→早稲アカ入塾

学研の先生からは面倒くさい子と烙印を押されたが、

親のエゴ全開で、脳内全否定。できる子とセルフ洗脳して塾選び。

 

まず中学受験に対応している大手塾からネットリサーチ。

日能研四谷大塚SAPIXなど。

自宅は都内城東の深川地区ですが、↑の3つはどれも徒歩自転車では通えない距離。

 

バスや電車に乗せて(交通費かけてまで)塾通いもどうかと思い、

早稲田アカデミーや栄光ゼミナールを調査。

 

調べてみると早稲田アカデミー四谷大塚と同じ運営会社でテキストなども同じ。

宿題の量が多いとの口コミも、私まひるパパの、数をこなせばどうにかなるとの考えと一致し、入塾説明会に参加しました。

 

 

入塾説明会では、間違ったテストが宝である!との洗脳ビデオと、声の大きい校長に圧倒され、思考停止し入塾を決意。

まひるは説明会と同じ時間帯で入塾テストを受けていました。

テスト結果は知らんが、通過し、入塾。

 

思い返せば、ここが良くも悪くもターニングポイントでした。